ドーナツ 経済 学。 「ドーナツ経済学」から考える地域のくらし――ケイト・ラワースさんインタビュー【前編】

ミスドとコンビニ、ドーナツの仁義なき経済学

Mirror(映し出す鏡) この手引きを都市の現状と世界の環境負荷を映し出す鏡とする• 人類の幸福の社会的な土台と地球の環境的な上限のあいだが、人類にとってもっとも安全で公正な範囲となる。 この流れは急速に拡大していますが、まだ十分ではありません。 私たちはまだ、経済を考え直そうという冒険に着手したばかりだ。 参考資料 ケイト・ラワース著/黒輪 篤嗣訳, 2018, 『ドーナツ経済学が世界を救う』, 河出書房新社 What on Earth is the Doughnut? 「全体を見る」 自己完結型の市場から組込み型の経済へ ちょうど70年前の1947年4月、野心的な経済グループが新自由主義的な経済理論を生み出し、サッチャーやレーガンが権力を持つようになった1980年代以降、国際社会を支配するようになった。 こうした背景から、2030年を目標としているSDGs(国連持続可能な開発目標)の達成に深刻な打撃を与える可能性がある、とレポートは指摘している。 これまでの経済モデル• AIやブロックチェーン、IoTなどのテクノロジーによる医療・教育アクセス向上 オランダ・アムステルダムで進むドーナツ経済学 2050年までに100%サーキュラーエコノミーを実現するという野心的な目標を掲げ、世界のサーキュラーエコノミーを牽引しているのが、オランダの首都・アムステルダムだ。 下がドーナツの図です。

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「ドーナツ経済学」から考える地域のくらし――ケイト・ラワースさんインタビュー【前編】

いまは本の感想を記すことで、ご質問への回答とさせてください。 気候変動の悪影響を避け、より豊かな未来を実現するためには、化石燃料から早急に脱却し、再生可能な未来に投資することがきわめて重要です。 私は経済学にふたたび戻って、それを逆から見直してみようと思った。 雑誌『表現者criterion』の定期購読はこちらから。 C KATE RAWORTH 1. では具体的にアムステルダム市は、どのようにドーナツフレームワークを利用するのだろうか? ドーナツ経済学を当てはめるとき、「すべての人々の健康と生態系の健康を尊重しながら、私たちの都市はどのようにして繁栄する場所であり繁栄する人々のホームにすることができるか?」の命題に答えるための、4つの問いが不可欠に存在する。 「人間性を育む」 合理的な経済人から社会に適合する人間へ 20世紀の経済の中心にいた登場人物「合理的経済人」は哀れに満ちた人類の肖像画だ。 自由と秩序の二項が直線上に相対していると仮定すれば、行き過ぎは活力の名の下、揺り戻しにより調整が可能です。

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環境用語集:「ドーナツ経済学」|EICネット

地球を気候変動から守りながら、人間の生活に必要なエネルギーや食糧も確保していく。 文:米山怜子 編集:岡徳之() 参考文献. 例えば金融について。 「ドーナツモデル」 ESGとの違いは? 2012年にドーナツ経済の構想が発表されて以来、中国のエルハイ湖集水域や南アフリカ、英国などで、実現に向けた様々なアプローチが模索されてきた。 Map(地図) 既存の政策やイニシアチブのうち、目指す方向に合致するものをマッピングする• 現在、国内で1300店強、国内外も合わせると約4200店のネットワークは、ドーナツ専門店としては圧倒的な規模である。 ラワースのドーナツ経済学は、持続可能性にかかわる多くの目標に対する地球環境上の制約を明確に示していることから、いわゆる「強い持続可能性」の考え方に立っている。

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ドーナツ経済学|幸せ経済社会研究所

経済学を学んでいた25年前の私は、経済学が、人類の社会的、環境的な挑戦の支援に取り組むための力になってくれると信じていた。 このようなコミットメントを発表するのは、都市としては世界初だ。 しかし、結局わかったことは、極端な不平等は経済法則でもないし、必要性もない:つまり、設計が失敗しているということなのである。 これはかなり大胆な金融システムの作り替えを意味するからです。 図 ドーナツ経済学 現在、環境的な上限に関しては、すでに「気候変動」「生物多様性の喪失」「土地改変」「窒素及びリン酸肥料の投与」において上限を超えており、社会的な土台に関してもすべての項目について、多かれ少なかれ下限よりも不足しているとされています。

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ドーナツ経済学モデルへの移行方法は?Thriving Cities Initiative、手引きを公開

動き出したアムステルダム市の政策 2020年4月、公共政策の意思決定の前提としてオランダのアムステルダム市でこのドーナツフレームワークが正式に導入された。 これは2009年、当時ストックホルム・レジリエンス・センターで所長を務めていた環境学者ヨハン・ロックストローム博士率いる著名科学者グループによって、地球システムの安定性と回復力を調整するための指針として考案された。 それには経済学に、全体性と人間性の重視、機械的均衡論からダイナミックな複雑性への移行、分配と環境再生の重視、そして成長依存からの脱却が求められると、著者は説く。 まさしく温故知新といえるのではないだろうか。 成長にこだわらない 「人間性を育む」とか、「システムに精通する」とか、ざっくりしているところはざっくりだが、絶えざる成長を前提と目標にするなんてバカげている、人間の生活そのものを豊かにすることを重点におくべきだとする考えは非常に真っ当だし、それが実現できるのならばこしたことはないだろう。 人間と地球のための持続可能な経済とは(第28回)「ケイト・ラワースの「ドーナツ経済学」」(地球・人間環境フォーラム):. 気候変動・オゾン層の破壊・空気汚染・土壌・海洋や生態系のロスなど、人間がダメージを与えてはいけない生態系だ。 アムステルダムは世界最大のカカオ豆の輸入港であり、そのほとんどが現在労働搾取が多くみられる西アフリカからのものだという。

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【要約版・和訳】ドーナツ経済学が世界を救う/ケイト・ラワース著|チエノワ chienowa|note

その結果としてのユニークな「City Selfie」は、多様化して活気に満ち、変容しつつある都市の描写になる、と説明されている。 しかし、人間の本来の性質は、そんなものよりはるかに豊かで、新しい自画像を書き起こすにつれ明らかになるのは、私たちが相互に依存し合い、恩に報い合い、近似し合いながら、生態系に深く組み込まれた存在である そろそろこの新しい人類の肖像画を経済理論の中心に置く時だ。 富が一極に集中するような経済から脱却して、多くの人びとに分配されるような経済へ移行しなければなりません。 上智大学文学部哲学科卒。 しかし、現在アムステルダムではサーキュラーエコノミーが環境面にもたらすインパクトだけではなく、その社会的な側面にも目を向けた議論が活発に行われており、その帰結とも言えるのがドーナツ経済学の考え方を取り入れた2025年までの戦略でもある。

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ドーナツ経済学|Tama|note

しかし今、世界を動かしている経済学の基盤となっている考え方は、なんと100年以上昔のもの。 例えば、深刻な打撃を受けている。 しかし、多くの国はすでに消費のピークに達してしまっているので、相対的なデカップリングでは到底足りない。 ケイト・ラワースさんは、この「ドーナツ経済学が世界を救う」で、そんな時代遅れの経済モデルそのものを根本から見直すべきだと訴え、その新しいモデルの基本的な枠組みをを提示している。 アムステルダム市の声明では、「我々は経済をまったく異なる方法で見る。

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